山川夜高の作品は非営利目的に限り自由に翻案(二次創作)できます。
作品には原著作者名(山川夜高)と、当サイトのURL(libsy.net)またはTwitterアカウント(@mtn_river)を明記してください。
翻案制作・発表に関する事前または事後の報告は不要ですが、もし教えていただけたら大変うれしいです。
詳しいライセンスやポリシー
1. 二次創作について
- 山川夜高が作った作品(以下「原作」と呼びます)に対して、それを鑑賞した人は自由に再解釈し、翻案した作品を作ることができます(以下、翻案作品を「二次創作」、二次創作の作者を「あなた」と呼びます)。二次創作の内容に制限はありません。原作にない描写・原作からかけ離れた描写も二次創作では自由に表現できます。
- ただし、誹謗中傷や営業妨害のために作られた二次創作は、著作権法の「同一性保持権の侵害」とみなし、公開差し止めを請求します。
- 二次創作を発表する際は非営利に頒布してください。
- 二次創作には以下の2点を明記してください。
- 原著作者名(山川夜高)
- 当サイトのURL(libsy.net)またはTwitterアカウント(@mtn_river)
- 二次創作の制作・発表に関する事前または事後の告知は不要です。ですが、もしご連絡いただけたらとても嬉しいです。
- 私には作品の好き嫌いがあるので、あなたの二次創作を読めないかもしれません。しかしどのような内容でも、あなたの二次創作があるということを許容します。
2. コラボレーション作品について
- あなたは、あなたが著作権を有する著作物と私の原作を折衷した二次創作を作ることもできます(以下「コラボ作品」と呼びます)。コラボ作品の内容に制限はありません。
- ただし、誹謗中傷や営業妨害のために作られたコラボ作品は、著作権法の「同一性保持権の侵害」とみなし、公開差し止めを請求します。
- コラボ作品を発表する際は非営利に頒布してください。
- コラボ作品には以下の3点を明記してください。
- 原著作者名(山川夜高)
- 当サイトのURL(libsy.net)またはTwitterアカウント(@mtn_river)
- コラボ作品に使用した原作の作品名 または 登場人物名
- コラボ作品の制作・発表に関する事前の告知は不要ですが、事後に告知をお願い致します(すごく嬉しいからです)。
- あなたの著作物、私の原作の他に、第三者の作品を折衷する場合は、必ず事前に原作者全員の許諾を得てください。あとは上記の通りです。
3. 固有名詞の共有について
- 要約:あなたの著作物でチョイ役として登場する店名やアーティスト名を考えるのが面倒なとき、私の作品から借用してOKです。
- あなたは、山川夜高の作品のなかで「地球上の実在の土地を舞台にした作品」に登場する架空の固有名詞(商標・地名・施設名・著名人や団体の名称)を、あなたの著作物内で、小道具として自由に使用できます。
- 例1:『これは物語ではない』『Drive to Pluto』など、日本を舞台にした作品に登場する店名やアーティスト名は自由に使用できます。
- 例2:『Cipher』は架空の土地が舞台なので、登場する店名や俳優の名前は使用できません。ただし『これは物語ではない』などの実在の地名を舞台にした作品のなかで、『Cipher』に登場する固有名詞が引用された際は、『これは物語ではない』からの借用として使用できます。
- あなたの著作物で、私の作品の架空の固有名詞を使用する際は、原作で明記された内容を逸脱しないようにしてください。設定を変更したり、新たな設定を付与しないでください。
- 例1: ロックバンド「Drive to Pluto」のメンバーの数を増減したり、結成年・活動停止年を変更してはいけません。
- 例2:「もしDrive to Plutoにメンバーがもう一人いたら」等のあなた独自のアイディアは、あなたの二次創作物として発表してください(あなたが原著作者の作品としてではなく、山川夜高の作品の翻案として発表してください)。
- 私の作品の架空の固有名詞を借用した際は、できればあなたの著作物のインデックスページ・本文中・奥付のいずれかに、クレジットとして以下の文意を記載してください。義務ではありません。
- 「(使用した架空の固有名詞)は山川夜高(libsy.net)のものです」
- 例: 「Finedge Records」という名前は山川夜高から利用しました(URL: libsy.net)
- あなたは、私の作品から借用した固有名詞があなたの創作であると宣言・主張してはいけません。
- 借用時の事前または事後の告知は不要です。ですが、もしご連絡いただけたらとても嬉しいです。
なぜこんなこと書いたのか/なぜこんなややこしい書き方をしたのか
1, 2 について
現行の日本の著作権法では、原作者に許諾を得ない翻案(=巷で言われる「二次創作」)に関する権利の明記がありません。なので、個人的にライセンスをつくりました。
巷には「うちのこご自由にお描きください同盟」のような不文律的な規則しか見当たらないので、相互の権利として明文化してみました。
3 について
参考にしたのはH.P.ラブクラフト作品にはじまる「神話の共有」です。複数の作家がクトゥルフ神話の世界観を共有しているように、「まるで関係ない原作者たちがそれぞれに著作を作っているのに、一部の固有名詞の一致により、背後につながりを感じる」ということが、現代の作品でもあったら面白いのではないかと思います。
ただ、私は自分の著作物の著作権も保護しなければならないので、ライセンスでは重箱の隅をつつくような面倒くさい書き方をしています。本当は気軽に使ってくれたら嬉しいです。不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
また、私もあなたの著作物から借用していい固有名詞があれば、必要に応じて使わせていただきたいです。こんな形の「二次創作」ができれば、きっと楽しいと思います。どうぞよろしくお願いします。
ライセンスの流用
これを読んで、もしご自身の著作物用の「二次創作ライセンス」を書きたいという方がいらっしゃれば、上記「詳しいライセンス」内1〜3の文章をコピペ・改変して使用できます。
以降は私が「私の作品が二次創作されること」に関する所感です。作品に対する姿勢を書いているだけなので、ライセンスの話はもうありません。
要約: 私は「萌え」「属性」を直接的に描写できません。でも、読者は「萌え」「属性」に依拠した読解が自由にできます。私にはできないので、やりたい方はご自由にやってください。
›› 作品の記号化・作品の継承