Drive to Pluto

Episodes「架空のロックバンドの記録」

Before
1997.07

ミッドナイト・ヘッドライト *

時は1997年七夕。上京者の「俺」は都市の風景とロックに魅了され、その友達は遠距離恋愛に右往左往。奇妙なバンド「ネコマイゴ」に出会ったことから彼らの人生は転がり始める。19歳音楽バカたちのラブとロックの行方はいかに?
初出 : 2015.11.01 多摩美文芸部OB会誌『あげぱん』掲載 / 2019.11.11 全文公開
1998.08

flat *

1年後の8月某日。故郷「平らな町」に遊びに行った彼らは、白黒猫のユキちゃんと過去の友達、そして自分たち自身を飼いならす怪物に出会う。
初出 : 2015.11.01 書き下ろし / 2017.09.05 加筆修正 / 2019.11.11 全文公開
1997

フラジェル

バンド結成前後、ネコマイゴ組の平日。ハウリングする過去のお話。
初出 : 2016.01.30 website
1998.10

ノート / コード

下北沢のライヴハウスの企画でSIGNALREDSと対バンした後日、SIGNALREDSボーカル・小澤に呼び出された聖と、小澤を呼び出す青野の話。
初出 : 2016.01.30 website / 2017.09.05 2021.08.09 2021.12.15 加筆修正
1999.05

Fortuna Theatre

1999年5月、ダメ大学生の間ではタロットカードを用いた賭けゲームが密かに流行していた。連勝を重ねる青野理史のもとに、火星の衛星フォボスとその妹を名乗る兄妹が現れる。「いっしょに映画を観ましょう」と謎の兄妹に連れて行かれた青野は、校内の空き部屋を改造した地下映画館を訪れる。
初出 : 2017.05.07 書き下ろし
2000.03

Without Your Sound *

2000年3月、さえない写真小僧・毛利信護は一風変わった音楽レーベル・ファイネッジレコーズの事務バイトに就労する。事務所内はとっ散らかってきったなく、変なあだ名を付けられたうえ、おっかねえ所属ミュージシャンに勘違いからいちゃもんをつけられてしまう。果たしてゴミの日までに分別は間に合うのか。そして事務所で飼ってる猫は毛利に懐いてくれるのか。
初出 : 2016.05.07 website
2000.12

オトノヨキカナ *

2000年12月31日、秋山聖と毛利信護(モールス)は年末年始の事務所の留守番を任された。聖への接し方に困りながらも、モールスは聖に歩み寄ろうとする。20世紀から21世紀へ至る、長い年越しの一日のお話。
初出 : 2019.01.26 website
2001.Spring

She Sells Sea Shells by the Seashore *

“これは思い出話であり、書くことに意味はないし、書いたことは音遊びで、これは物語ではない。” 煙のように軽やかではかない「She」との淡い思い出話。
初出 : 2013.05.05 初版 / 2020.12.20 Web用に再編
2001. Early summer

BlueWall / 降霊術

2001年7月にリリースされた3rdアルバム『she/see/sea』のレコーディング風景と、リリースワンマンライブに対する4000字インタビュー。「それは降霊術みたいだなと配線とエフェクターボードをチェックしながら、青野は何度も挑んだ儀式によってすでに呼び出されているはずのなんらかの不可視の存在を想像している。」
初出 : 初出 : 2021.07.11 website
2001. Summer

別の人生

田邊は先輩ロックバンドSIGNALREDSのドラマー・古屋から、古屋夫婦の赤子がいる家に招待され、封じ込めていた感情に意識を連れ去られる。“演奏中に足を取られて致命的な失敗を犯さないように、徳仁はあらゆる「雑念」を人生から注意深く排斥したはずだった。”
初出 : 初出 : 2021.08.08 website
EX. 03.19

聖のサイケなあさごはん

(スピンオフ)聖の誕生日を祝いにいろいろな人が来る話。
初出 : 2023.03.19 書き下ろし
last update  :    聖のサイケなあさごはん
to be continued..

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架空のロックバンド Drive to Pluto の逸話(小説・物語・挿話)や関連商品を掲載しています。

閲覧にあたり、先に『これは物語ではない』act.3 までの読了を推奨します。


Biography
登場人物

Drive to Pluto /// DtP

1997-2006 from Finedge Records
SHOEGAZE / PROGRESSIVE ROCK / POSTROCK / MATHROCK

DtP are
Hijiri AKIYAMA – Vocal / Guitar / Keyboards
Satoshi AONO – Bass / Words
Tokuhito TANABE – Drums / Percussions

All songs by Drive to Pluto

Finedge Records

“The Sun” Taiyo KIBA – Owner
“Mazda” – Cat
“Morse” Shingo MOURI – Photographer


Discography
作品


Goods
グッズ

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