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イラスト:X(小説『Cipher』)Bugariアコーディオン

8月の月報もとい反省会です。

・小説は難しい
・絵はもっと難しい
・夏休みはもう終わりかい? → ない


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イラスト

点数が少ないです。絵は数日描かないだけで明確にヘタクソになっているので、今月の結果はけっこうマズイ感じ。(って言ってもこうして並べると点数はまあまああるが、納得のいく作品が少ない)

 

 

よそのこワンドロ

Twitter「#きまぐれよその子ワンドロイラスト」2023/8/13〜8/20

ワンドロは短時間で集中する・無用に描きこまない(書き込みが多ければ良いというものでもない。時間を掛けることで失われるダイナミクスがある)ので良いんですが、1時間で完成させようとするので、いまの力量の1時間で可能そうなことにしか取り組まないのも問題だなと思っている。

っていうのも、やっぱり他の方の著作物である大切なキャラクターをお借りして描くのだから、出来上がった作品は「贈り物」として提出するわけで。だから作品は完成させる(まとめあげる)必要がある。

ってことは1時間ではなく1.5H完成(30分で構図や技法の検討、1時間で制作)が良いかも? 今後検討。

来月からは Misskey.design で交流のあるかたのキャラクターをお借りして、またワンドロに挑戦します。

 

暑中見舞い:『Solarfault, 空は晴れて』

イラスト:暑中見舞い申し上げます 『Solarfault, 空は晴れて』

3.5Hぐらいでさっくり描いた奴です(絵は手数を重ねれば形は合うが、それより手数を少なく一発で正解を導き出す努力をした方が良いので。手数が多く、世界をなぞってコピーした気になっているハイパーリアリズム調のイラストは嫌いなので。)

もっと手数減らして、もっと「正解」に近づきたいなと、課題しか思うことがない。成人女性の表現がまるで苦手すぎる(成人男性も、少年少女も、現状が「正解」とは思えないが)

もっと真剣に「見る」ことが足りない。これはふがいない。

 

バンド周辺

田邊・聖・松田くん

イラスト:Drive to Pluto おさななじみ2人紹介 田邊徳仁(たなべ・とくひと) 190cm ドラムがうまい人見知り 「イケメン」ではなく「体格が良い」わけでもなく説明しづらい アシダカグモとかスレンダーマンの類 ・腕:いくら長く描いても良い ・足:いくら長く描いても良い 松田くん メス ネコ メイクイーンじゃなくてメインクーン いくらでっかく描いても良い 秋山聖(あきやま・ひじり) 160cm おさななじみ ギターがうまい 一緒に住んでいて田邊のTシャツ(XL)をパクる 小は大を兼ねないのでやめてほしい ・メタリカ:かっこいい

8月15日近辺が田邊(Drive to Pluto)の誕生日なので、キャラクター紹介用に描きました。

田邊の私服のバンT(聖がパクって着てる奴)は最初 Jets to Brazil にしようとして、知名度から Metallica に変更したような。Helloween とも迷ったんだけど Helloween はどのバンTにもジャック・オ・ランタンが描かれてて季節感が10月末日に限定されるので、オールシーズン対応の Metallica にしました。

HR/HMとくくられる2ジャンルについて、自分はHRは本当にぜんぜん聴かないけどHMはチョット好きっていう塩梅です。今回例に上げた Helloween と Metallica はつまみ食いします。良いです。

 

創作バンド文系白シャツ部

イラスト:創作バンド白シャツバンドマン部 入部拒否 青野「まことに残念ながら弟子丸さんの白シャツ部への入部は拒否されました……」 弟子丸「えっ」 青野「『下半身がうるさすぎる』し、『よく見たら上半身もうるさい』ためです」 模範的文系白シャツバンドマン:青野(Ba. Drive to Pluto) なんかちがうひと:弟子丸(Gt. 環-Tamaki-)

あるじゃん。「白シャツのオルタナロッカー」の概念。各自、あの人とかあの人とか思い浮かぶじゃないですか。こればかりは現場の内輪ネタというか、とある世界の共時性を描いているので、バックグラウンドを共有するにはライブハウスに通わないと難しい。

「前髪ウザ黒髪スキニー文系白シャツバンドマン」のイデアにほとんど合致するのは、現状の自分の作品では Drive to Pluto の青野だけです。なぜなら、似たようなキャラデザを量産しても楽しくないからで、私が描かないだけで「こんな見た目の奴」は作中世界にごろごろいます。

小澤(SIGNALREDS)も首の変なねじねじがなければこの概念に該当します。

弟子丸(環-Tamaki-)のはインド綿とかそういうの。チャ●ハネで売ってそうな服。

 

創作バンド黒バンT部

イラスト:創作バンド あの頃(2000年代現在)のジャストサイズ黒バンT部 弟子丸(環-Tamaki-):RAMONES 御手洗(SIGNALREDS):JOY DIVISION 気合を入れて黒染めしてきた←??? 田邊(Drive to Pluto):PINK FLOYD “Animals” 青野(Drive to Pluto):NIRVANA 「前方からこの黒い一団が来たら、俺だったら サッ! と道を開けるね(笑)」

なぜか見てるとこそばゆくなる概念。なんでだろう、「キッズ」ぽいからかな。

RTA in Japan Summer 2023 の採用作品『Rocksmith 2014』(エレキギターを専用機材でPCに接続してギターの練習ができるゲームに収録されているミニゲームのクリアスピードを競うカテゴリ。内容は対ゾンビのFPSだが、画面に表示されるパワーコードを奏でることで弾を撃てるシステム)の作中で、敵役がぴったり黒バンT・ウザい黒髪・黒スキニーのモヤシでした。あまりにも真に迫ったキャラクターデザインに うわ〜(笑) と思いながら観戦していたら、その敵役に対してヒロインが「キモいエモ男!」と言いながらビンタかましてるのを見て爆笑しました。「キモいエモ男」今後使っていきたい悪口です。

Twitch コメント欄に Bass VI を勧める変態なんかが湧いてて面白かったです。走者HiSTさんのSGもカッコイイ。私はMacユーザーなので大概のPCゲームができない。いいなあ〜

Rocksmith 2014 – RTA in Japan Summer 2023 配信アーカイブ(Twitch)

 

っていうのにインスパイアされて描いたのがコレです。90s〜00sはTシャツといえばジャストサイズだった。

弟子丸(環-Tamaki-):ラモーンズの本人写真のTにDr.マーチンはヤバい。彼はモズ使ってるけど、ラモーンズのことは別に好きではない。

御手洗(SIGNALREDS):なぜか自信満々。KISSかローリング・ストーンズと迷ったけど、ベタすぎるのでJOY DIVISIONにした。御手洗が一番好きなバンドは何なんだろう。

田邊(Drive to Pluto):このピンク・フロイドのTも聖にパクられる運命にある。シャツインしているわけではなく、単に小さい。

青野(Drive to Pluto):ニルヴァーナロゴが似合いすぎて面白い。ぴったりT(Mサイズ程度)なのに二の腕や胸囲に余裕ができる痩身。

 

いがらしみきお『ぼのぼの』のどの巻だったか忘れたアライグマくんのセリフ バカも数を集めると結構迫力あるもんだな。 に近いような。集団だと妙な迫力がある。

あとまあ、やっぱり私自身が概念を理解しているから、(笑い話にするために描いたのだが)観察が真に迫っている。この作品が「絵」であるとは思わないけど。状況説明のために描かれる作品は「イラスト」だ。

 

Cipher

X(アコーディオン)

イラスト:X(小説『Cipher』)Bugariアコーディオン

楽器のセレクトは蛇腹のある気鳴楽器が大好きな ジャバキチ博士 (これが何の略称かは言わない)こと小町先生によるものです。

わかんねえ楽器の言外の感覚はわかんねえんだなあと思いながら、身近にわかる人がいるのはありがたい話ですね。

で、描いといてあれだけど、期待するほど流暢には弾けないと思う(右手はともかくとして、ベースボタンまでは気が回らない)

博士によるテイスティングはこちら

ジャバキチ博士はXに『リベルタンゴ』を弾いてほしいと言ってたけど、先月読んでいた『世界の音楽大図鑑:コンパクト版』にピアソラの『リベルタンゴ』が掲載されていて視聴済みだったので直ぐに理解でき、先月に経験値を稼いどいてよかったなと思いました。

でもX本人の思想を考えるに、もっとイージーリスニングな(=アバンギャルドではない)シャンソンかブルース・ジャズを聴かせるんじゃないかと思います。

 

おまけ(動くおもちゃをガン見する猫のムーブ)

イラスト: アコーディオンを弾くX ドセンで見てる距離感のない0 小説『Cipher』登場人物

 

 

ワンドロ:0

イラスト:0 小説『Cipher』登場人物 (ワンドロ)

顔がむずい(2014年以降毎回言ってる)

 

気が狂った柄シャツ

らくがき:急に気が狂った柄シャツを着て出勤するX(小説『Cipher』登場人物)

こいつこんなカンカン照りの格好で“Here’s That Rainy Day”とか弾くんですよ多分

 

まとめ

野心をもって描くといまいちで、贈り物として描くとまああまの出来になる?

絵はむずかしい(後述、デイヴィッド・ホックニー展を見た日記で。)

 

コミティア145準備

お品書きの調整と、会場で配布するフリーペーパー「海辺新聞」2023年9月号を制作しました。

なんか書き下ろしの与太話と、なんか描き下ろしの与太話用の挿絵と、なんか描き下ろしの4コマ漫画があります。たぶん今まで発行したなかで一番くだらない回です。ネットプリントでも配信しますので、気になる方は告知をお待ち下さい。

海辺新聞(フリーペーパー)バックナンバー

 

小説進捗

取材のために武蔵野うどんを食べました。歯ごたえがごつくて、ほぼグルテンでした。

(東京の武蔵野の一部地域は土壌が稲作に向かず、かわりに小麦栽培が盛んでした。その地域のうどんが「武蔵野うどん」と呼ばれるようになったのは近年のことらしいです。ちなみに讃岐うどんについても、名称に地名がつけられたのは後からのことだとか)

文体を一人称にするか三人称にするかいまさら迷っています。あとから変えても良いのですが、その視点で書いてる瞬間にしか現れない「一発撮りのグルーブ感」みたいな文章もあるので、執筆している現在に悩んでいます。

 


いただきもの自慢のコーナー

Skeb

あたのさん:カシマ

出典:創作バンド 環-Tamaki- 設定・キャラクター紹介

作品ページ:Skeb @atanonata

 

毎回ドーピングのためにあたの先生に注文しています。いつもありがとうございます。(有償リクエストを受け付けていて、エレキギターの形状に説得力というか共感をもって描き、絵画としての品質が保証されており、私の作品に対して共感を抱いてくれている作家を、あたのさん以外に知らないため)

金髪・緑のプレベ・ブルージーンズのキャラデザがこうして見ると素晴らしいですね(私です)

ネックジョイント、PU、コントロールノブ、ブリッジの凹凸が、見ていてとても「嬉しい」と感じます。

こんだけ暴れまわってボーカルもやってるのか 元気だな〜〜〜

 

Misskey.design

#リアクションくれた方の作風で見てみたいうちのキャラを言う」を「言うだけタダ」の気持ちで各方面にばらまいていたら描いていただいたものです。多謝!

 

ぴきのすけさん:ホズミ

出典:小説『これは物語ではない

作品ページ: https://misskey.design/notes/9ifzfzrdkc

ぴきのすけさんの絵柄で「どんぐり眼の短髪痩身の少年」がドンピシャすぎると思ったので、言うだけタダのつもりでお伝えしたら、小説も読んでいただいたうえに『Good Morning』のイメージから膨らませて描いて頂きました。

改めて描いてもらったものを見ると、言葉を失うぐらい絵柄がドンピシャで本当に驚いています。

思えば「少年が怪異に出会う」というモチーフがそもそもぴきのすけさんの作風そのものでした。
絵柄のほかにも要素がマッチしていたのだと今気付かされたばかりです。

すでにヤバい『これは物語ではない』はここからヤバくなっていくので、気が向きましたら引き続きお楽しみください。ありがとうございました。

 

有智子さん:0, X

出典:小説『Cipher

作品ページ:

有智子さんの描く「美しい男」が見たいと言うだけタダの精神でお伝えしたら、書籍もお求めいただいたうえで大量に描いて頂き、震えています。言うだけタダのつもりだったのにタダじゃないんですが……本当にありがとうございます。

こちらもキャラクター原案が本当に自分だったのか疑うほど、有智子さんの耽美主義に合致していて、一周回って言葉が出ないほど見惚れてしまいました。自分はふだん人物ディフォルメで唇の着色をあまりしないのですが、自分のキャラクターに対して自分の絵柄で表現しないものを描かれると、自分の知らない部分に光を当てられてドキッとします。

と思っていたら続けて0,Xの絡みやXの絵も頂いてヤバいです。自分は0,Xの交流で一方的に楽しそうにしている0を見てるのが好きなんですが、そんな感じのシーンを描いて頂いて大変ありがたいです。

作品を楽しんでいただけてありがとうございます。私も嬉しいです。

 

小町紗良さん

小町先生に無償でベタ褒めしてもらう企画で欲深くも2回挙手し(こんなことやってるのは俺だけ)2周してもらいました。ありがとうございます。たいへんお手間をお掛けしました。

言うだけタダの精神で、私はこう言いました。

Easy: ガチガチのロリータファッションキメてる明日未(ロックバンド This Earth Is Destroyed ギターボーカル etc.)が見たい!

Very Hard: “死臭がする呪われた美しい男グランプリ”頂上決戦のチェーザレ様 vs 0(小説『Cipher』)のカードが見たい!

この場合、Very Hard で絶対通らない無茶な要求を出して、Easyを飲ませやすくするのが狙いだったのに、

Very Hard にノリノリで応えられるとは思わないじゃないですか。

という訳で、小町紗良さんの小説『旅人は地図を持たない』の登場人物、魔女の呪いで肉体を奪われて骸骨だけの身体になったチェザーレ(かつては名門貴族で高慢な美しい男だった)と、小説『Cipher』の登場人物、刃物のようと形容される鋭い目を持つ悪役舞台俳優0(美しい男)の“死臭がする呪われた美しい男”ふたりが夜道でワルツを踊る話を書いて頂きました。

え????

紗良さん曰く、『旅人は地図を持たない』で、チェザーレくんがカルロッタちゃんと出会う前の設定だそうです。(カルロッタちゃんがいればあの「街」でもただの旅芸人として扱われてタバコ代には困らないでしょう)

『極上のワインに捧ぐワルツ』を読むにチェーザレ様も相当罪深く美しい男だったというのに、一人称小説のカメラマン役に回ってもらってしまい、たいへんお手間おかけしましたという心地です。おタバコは何カートンご入用ですか? 缶のピースでよろしいでしょうか?

後半に行くにつれて紗良さんの文体がキマりきっていくのが恐ろしかったです。(読者も『Cipher』を読むときはこんな心地だったのだろうか? 自分はX視点のぼんやりとした0像を見ていた)

ありがとうございました。『Cipher』もしかして旬ジャンルか……?!

 

カメオ出演

あわいさん作『Fight Crab(鋏を喰らえ!)』

作品: https://prmt.space/works/band/375/
出典:創作バンド SIGNALREDS 設定・キャラクター紹介

あわいさんバースの架空のミュージシャン・バンドマンの座談会に、SIGNALREDSが話題に上がりました。

スマホで斜め読みするのにちょうどいいと思います。

とあわいさんは言いますが、斜め読みするには結構な文量のため、まだ本腰を入れて読めておりません。

(そして私はかつて『これは物語ではない』を「駅で電車待ちのときにちょっと読める小説でありたい」と言い、大学の同級生から「あなたの小説はそういう斜め読みに使うには文体が重すぎる」と、いま私があわいさんに思ったことと全く同じツッコミをされたことがあります。)

 

二次創作ガイドライン に定める「3. 固有名詞の共有について」において、このように、世界観の横のつながりを演出するために、私が考えた架空の固有名詞を使用することができます。

ご利用いただき=あわいさんの世界を広げるお手伝いをしていただき=私の世界もまたあわいさんの方面に広がっていき、ありがとうございます。

作品はきちんと読めたらまたお返事いたします!

 


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日記

 

DJのコーナー

終わりかい? → 無かったよ。

 

読んだ本

『インド仏教思想史』三枝 充悳, 講談社学術文庫, 2013

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211671

めずらしくレジュメっぽいのを書きました。↓

https://scrapbox.io/mtnriver/インド仏教思想史

 

『改定 雨月物語 現代語訳つき』上田秋成, 鵜月洋 訳注, 角川ソフィア文庫, 2006

https://www.kadokawa.co.jp/product/200604000171/

なんとなく、天狗→仏教思想史→妖怪・幽霊による怪奇譚 という読書の流れができている。『雨月物語』の本意は「人怖」(超常現象よりも人間の悪意の方が怖い)だと思うけど。

事前知識として、中世〜近世の日本における道徳規範としての仏教・儒教を手っ取り早くインストールするなら以下の本がオススメ。

『神道とは何か 神と仏の日本史』伊藤聡, 中公新書, 2012
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2012/04/102158.html

『世界がわかる宗教社会学入門』橋爪大三郎, ちくま文庫, 2006
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480422279/

 

『雨月物語』は序文がヤバい。大意をここに要約すると、

「『水滸伝』作者の羅貫中や『源氏物語』作者の紫式部は、真に迫った架空の物語を書いて世の人々を惑わしたために、死後やその子孫に災いが起きている。でも自分の作品はつたないものだからオッケーよ」

ただし、注釈によると、上田秋成は幼い頃に掛かった病のために指に障害を追っている。なのでこの序文には「自分はもう幼少期に報いを受けてるからオッケー」という自虐と作品への自負も込められている。

という序文を、入院している友人のお見舞いに行く道中に読んでしまったのだから、あの人が入院する羽目になったのはあの人の小説が面白かったからかあ……と慰めたい気持ちになった。

 

SNSはほぼMisskey.designにいる

Twitter離れをしています。でも書籍の刊行情報やライブ開催情報を見たりするのはTwitterの方が便利(Fediverseにはまだ情報発信がない)ので、見てはいます。

むかしTwitterでは架空の話をするのに、行頭に @sousakuTL をつけていました。創作物にしか興味がない層に話題を届けられるのと、 Twilog であとから @sousakuTL つきの投稿を検索して自分の発言・メモを遡るのが便利でした。

一次創作向けサーバーの Misskey.design では常時 @sousakuTL 状態なので、気楽に無いものを語ることができて良いです。

キャラクターの掘り下げや与太話は #SeasideBooks_与太話 タグをつけて Misskey.design に投稿しています。新規SNS開拓にあたり、独自タグを設定するようになったのが、あとあとの情報整理に便利でだいぶいい感じです。

 

一方で、結局、発言(書き残す内容やその口調=文体)はプラットフォームに依存する。

Misskey.design で受ける=受け入れられる内容/文体、Twitterで同じく受ける=受け入れられる内容/文体は異なっており、そしてそのどちらでも受けない内容/文体もある。

そこであえてそのプラットフォームで受けない=理解されない=バックグラウンド(境遇・教養)が共有されない投稿(例えば、このあとに続くデイヴィッド・ホックニー展の感想)を書いて、プラットフォームの「空気」を「教化」するものアリなんですが、

将来的にはやっぱ自分で ActivityPub の鯖立てをしたほうが良いなあと思ってる。 libsy.net のドメインを持っているんだし。でも俺バックエンドまじでわかんねえんだよなあ。と思いながらとりあえず Misskey 鯖管コミュニティの Discord には参加した。今後じっくり。

と、流れるように、語りかけるためのですます文から日記のための乾いた文体にチェンジ。日記だから問題ない。

文章を書き始めたばかり、一般的に言って(特別な逸脱を試みずに)文章がうまくなりたいと思っている人は絶対に真似しないほうがよいです。

 

デイヴィッド・ホックニー展

東京都現代美術館
デイヴィッド・ホックニー展
2023年7月15日(土)〜11月5日(日)
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/

想像していたよりもずっと良い展示でした。最近美術館に行くのをサボりがちだった我が身を深く恥じました。

ものがある、目の前に、絵の具という「実物」があるというのは、本当に素晴らしいことだし、
自分はもっと真面目に「見る」をしなければならないと思います。

 

おそらくこのサイトの読者にはほぼ通じない(同じ大学の油画の同窓にしか意図が伝わらず、意図が伝わっても必ずしも同意されるものではない)ことを書きます。

この意図が通じない読者になにか言おうとは思わないし、意図が分からないゆえに質問されても答えはしません。すべて自分の制作活動のために記しています。他人にどう思われるかをケアすることはできません。

自分はハイパーリアリズム・フォトリアリズム風のイラストは全く面白くないと思っています。「リアルに描く」なんていうのは写真でも写真模写でもAIによる画像再生成でも出来るからです。透視図法、空気遠近法、デッサン等は技法に過ぎず、ある域を超えると全部「嘘」です。(この一文、趣味で絵(イラスト)を描いている方は絶対に真に受けないでください)

口悪く言えば、人間の目が「金属の光沢の表現」に感動を覚えるのは、「性器を触ると興奮する」のと反応としては同じなのではないかと思っています。

ただ自分の作品、特にエレキギターを題材にしたものがややフォトリアリズム風になりつつある、そういう「リアルな」金属光沢によって鑑賞者の脳に興奮を覚えさせていることが、本当に、浅ましいことであると、だから今後の自分の制作の方針について考えねばならないと、背筋を正される思いをしました。

 

話を戻して、眼前に「もの」があるのは本当に良いことです。

私が本(複製芸術)を作って、読者ひとりひとりにレプリカではなく全て本物の「もの」が届くのは、とても良いことだと自負します。

 

だから良いものを作るために内省を重ねます。


9月3日(日) COMITIA145出展

長々書きましたが、週末9/3(日) COMITIA145に「I17a シーサイドブックス」で出店します。参加情報は前のブログ記事をご覧ください。

[東5ホール・I17a]COMITIA145出店

 

会場内は混雑が予想されます。また新型コロナウイルス感染症の再流行や、インフルエンザの流行も見られます。できればマスクをつけての参加をオススメしたいですが、熱中症の危険もありますので、どうかご無理なさらず・ご安全に・楽しく過ごされますように祈ります。

 

 

これも毎年、毎年、聴いている

Author : 山川 夜高

山川 夜高

libsy 管理人。DTP・webデザインを中心とした文化的何でも屋。
このサイトでは自作品(小説・美術作品)の発表と成果物の紹介をしています。blogではDTP等のTIPSを中心に自由研究を掲載しています。
お問合わせは contact からお気軽に。

twitter @mtn_river
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