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イラスト 左上:「俺」 右上:ジゾ君 左下:秋山聖(ネコマイゴ) 右下:田邊徳仁(ネコマイゴ) (小説『ミッドナイト・ヘッドライト』登場人物)

7月の月報です。

3行まとめ

・小説は間に合わない
・イラストはFA多め
・民族音楽が気になる

 

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イラスト

7/7 『ミッドナイト・ヘッドライト』記念日

Drive to Pluto 結成記念日(1997/7/7)絵です。

小説『ミッドナイト・ヘッドライト』当時の90s風の色調や表情の描き方にしてみました。

ちなみに1:
Drive to Pluto の結成日が 1997/7/7 なのは、スピッツの楽曲「涙はキラリ☆」(平成7年7月7日リリース)へのオマージュです。

ちなみに2:
描いているジャズベースはヘッド形状がFender系列ではない、文中で“高校の時にちょっとだけ無理して手に入れた2万円台の黒いボディのエレキベース”と書かれている機材です。これは楽器屋直売の国産or中国産の廉価ブランドを想定しています。
つまりは「安ギター」なんですが、小説の「あの」瞬間、この安ギターはステージの上で、世界一格好良い楽器だったんだと思います。

 

夏っぽい絵

伊野(SIGNALREDS)

イラスト:伊野(SIGNALREDS)

いま書いている小説でこんな服を着ているシーンがあります。

 

明日未(This Earth Is Destroyed)

イラスト:明日未(This Earth Is Destroyed)

イラスト:明日未(This Earth Is Destroyed) 156cmぐらい? 聖(160cm)より小さい 暑すぎるから髪結んでくれ なで肩 ローポジションばかりフレットが減っている 手がでかいわけではない(身長相当) ジャズマスター アームも使う

表情や顔立ちが難しいので練習。

 

土家(環-Tamaki-)

イラスト:土家(創作バンド 環-Tamaki- Vo./Gt.)今年も暑い。[特集]文系バンドマン白シャツ主義!/頭のおかしい柄シャツも「良〜」/バンドマンにイケメンはいない/なんだこの文字列/松田くん寝相100選/やっぱギターロックだよな/巻頭インタビュー 土家泰寛(環-Tamaki-)

変な柄シャツを描きたかっただけなのに余白を変な文字が埋めてしまった。

甲高な足に、ガタイが良い(肉付きが良い)んじゃないかなと想像。身長180cm。

 

目の描き分け

バンド物は登場人物が多いので、描き分け出来ているかやや不安です。
目鼻立ちといったパーツだけでなく、ファッションや取りうる表情で描き分けできたらな〜と思っています。

ステージで「キマった」ときに目をかっ開くのか・目を伏せたり遠くを見るのか の想像も楽しいですね。

 

ファンアート

創作バンド:aqua ball

架空のライブフェス No Exists! にポストロックバンド aqua ball (メンバー+サポートメンバー)が来たときのチェキです。

画面奥  左:レンさん/中央:サキさん/ 右:サトシさん(support)
画面手前  左:ミズホさん(support)/ 右:ユキさん

ユキさんが赤目になっちゃってるのが好きポイントです。

作者 氷屋さん

小説:
https://scrapbox.io/weathers/

音楽:
https://soundcloud.com/aquaball

 

ミミタニ先輩をワッショイするねずみちゃん

イラスト:ファンアート・クロスオーバー ミミタニさん(作者 T長さん)をわっしょいするねずみちゃん

T長さんのOCのミミタニさんを、ねずみちゃんでワッショイしました。

ねずみちゃんたちはたぶんこのあとワッショイするだけワッショイしたあと、「そのへん」としか呼べないような適当な場所にミミタニ先輩を放置して走り去ります。ワッショイワッショイ。

作者 T長さん

Web:
http://hukugan.sakura.ne.jp/works/works.htm

近刊:『殺し屋はスマートウォッチに逆らえない』漫画1,2巻(オススメ!)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/57644

 

創作バンド:G.U.L.

イラスト: 左 イーズさん 右 アオザメさん (創作バンド「G.U.L.」)作者・とわなみさん

No Exists! でもお世話になったプログレッシブ(?)ロックバンド G.U.L. の男性メンバー2人です。

左:イーズさん/右:アオザメさん

作者 とわなみさん

G.U.L. 紹介:
https://twitter.com/towanami/status/1430866380358701068

ブログ:
https://towanami.blog.fc2.com/

 

創作バンド:ヨンシーごっこ

イラスト: 左 サイクロン 加茂前夏葵(かもまえ・なつき)さん (Laruscanus) / 作者 些々細さん 左 テレキャスター 秋山聖(あきやま・ひじり) (Drive to Pluto)

No Exists! でもお世話になった若手シューゲイザー Laruscanus のカモメくんとのクロスオーバーです。

シガー・□スのボウイング奏法に憧れてどこかから弓を調達した変なギタリスト繋がりの2人でした。たぶん「松脂がベタベタする」とか言ってすぐに飽きて放り投げる。

左:カモメくん(Laruscanus)/右:聖(Drive to Pluto)

作者 些々細さん

Laruscanus 紹介:
https://twitter.com/_ntn_slp/status/1640924877397045249

ブログ:
http://srwminus.blog87.fc2.com/

 

活動

太皷館に行った

aqua ball の作者・氷屋さんと、打楽器博物館の太皷館を訪問しました。

太皷館 Webサイト:
https://www.miyamoto-unosuke.co.jp/taikokan/

お店(宮本卯之助商店)の建物4Fというワンフロアの小さな博物館ですが、収蔵品である世界各国・日本各地の打楽器の展示の密度がすごく、なにより、半数近い展示物が実際に触って音を出せるため、大盛りあがりで長時間滞在してしまいました。

aqua ball と Drive to Pluto で訪問したていのレポを描きました。

イラスト:創作バンド aqua ball (作者 氷屋さん)と Drive to Pluto で太皷館に行ったレポ(幻)上段左:ユキさん(ab)、田邊(DtP)/上段右:サキさん(ab)/下段左:青野(DtP)/下段中:レンさん(ab)/下段右:聖(DtP)

イラスト:FA 創作バンド aqua ball Drums.レンさん (作者 氷屋さん)/試奏OKなスネアドラムに添えられていたバチがなぜか和太鼓のバチだった/「これでドラムロールを……? 出来らぁっ!」/冷静なabメンバー「レン、無理しないで」/イレギュラーグリップ *指の開き方がおかしい *短いし/「ア゛」

 

創作バンド little black dress 作者の小町紗良さんも今度行きたいと行っていたので、バンドのドラマーのウェンズデーさんに叩いてもらいました。

作者 小町紗良さん

little black dress 紹介:
https://twitter.com/srxxxgrgr/status/1627651994843500546?s=20

Web:
https://lit.link/srxxxgrgr

イラスト:FA 創作バンド little black dress Drums.ウェンズデーさん (作者 小町紗良さん) 大締太鼓に対し、「サスティンが良い!」とニコニコ

 

太皷館に音源が展示されていた南インド古典音楽(カルナータカ州を中心に演奏されているのでカルナティック音楽と呼ばれる)がとても技巧的なパーカッションのリズムで面白く、興味を持ちました。

 

ライブに行った

5月に東京でスタートした People In The Box のツアーファイナル・東京公演を見ました。

たぶん5月とセトリやアレンジが微妙に違うような? 落ち合った同行者たちが皆5月の公演は行っていなかったので確認できませんでしたが。

いいなあ。

 

読んだ本

『世界の音楽大図鑑:コンパクト版』

ロバート・ジーグラー(監修), 金澤正剛(日本語版監修), 河出書新社, 2022
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309292182/

洞窟壁画に描かれる先史時代から21世紀のポップミュージックのストリーミングまで、音楽の歴史を一冊にまとめた大著。

 

『天狗はどこから来たか』

杉原たく哉, 2007, 大修館書店
https://www.taishukan.co.jp/book/b198048.html

先月の読書。妖怪(人を困らせる存在)なのか仏教的信仰対象なのか、よく考えてみたら曖昧模糊とした存在の天狗にフォーカスした本。図像学の観点から、インド→中国の仏教伝来時に習合されてきた土着の神々や道教の思想にも触れられて面白かったです。

自分は現代物の作品では、多摩地区を舞台に延々と書いています。八王子市の高尾山は天狗伝承が有名で、山中の寺にでっかい下駄が祀られています。地域つながりで読みました。

 

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小説の進捗

まあ11月は駄目でしょうと早々に見限って、発表が延びる分、作品の密度を上げようと思います。

持っているだけで楽しい本になるように努めます。いつ出せるかという発表はできないのですが、どうか楽しみに待っていてください。

 

近況

小説のために色々と「取材」と呼べるほどでもない調べ物(所詮はネットサーフィンから、図書館や博物館に足を運んだり、聴いたことのない音楽を聴いたり、ギターを弾いたり)しています。

バンド物としては初期作の『ミッドナイト・ヘッドライト』を書いたころに比べると、自分の知識は増えたのですが、衒学的になって読者には分かりづらくなっている箇所も多々あるんだろうなと想像しています(浅い知識で書いた『ミッドナイト・ヘッドライト』は、語り手および作家自身の無知と読者の視点が近くて読みやすい)

ところでいま読んでいる『インド仏教思想史』三枝 充悳, 講談社学術文庫 によると、悟りをひらくために避けるべきこと(理解があいまいだが、いわゆる煩悩に近いはず)のなかに
“尋(じん)(対象をざっとしらべること)” だけでなく、
“伺(し)(対象をこまかく追求する)” も定義されています。(同書 p.108)

これらは古代インド思想かつ、悟りを開く(苦しみから開放される)ための実践的思想/宗教である仏教のなかでの考え方なので、これが直ちに、現代に生きて小説を書く者の執筆メソッドとして結びつくわけではありません。が、アフォリズムとして心に留めておきます。

Author : 山川 夜高

山川 夜高

libsy 管理人。DTP・webデザインを中心とした文化的何でも屋。
このサイトでは自作品(小説・美術作品)の発表と成果物の紹介をしています。blogではDTP等のTIPSを中心に自由研究を掲載しています。
お問合わせは contact からお気軽に。

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