11月の月報です。
- 11/11 文学フリマ東京37のお礼
- ちょっと燃え尽き症候群ぽかった
- 11月30日誕生日
いままでの活動報告はタグ: 今月の活動報告 をご覧ください。
11/11 文学フリマ東京37のお礼
11/11(土) 文学フリマ東京37に出店しました。
[第二展示場2F・せ-08]文学フリマ東京37出店
今回の文学フリマ東京から、会場が東京流通センターの第一展示場(1フロア)・第二展示場(1階・2階の2フロア)の計3フロアになりました。
来場者数も回を増すごとに増えていき、いち出店者としては、ソロ出店で「ちょっと席を外して作品を探しに行く・知人に会いに行く」のが難しくなりました。
今回は、漫画作品を描いているとわなみさんに売り子としてお手伝いに来ていただき、本当に助かりました。ありがとうございました。
とわなみさんの漫画『Reminiscent』の表紙デザインを私(山川夜高)が担当しています。
『Reminiscent』はストーリーの語り方がとても秀逸で、「外は冷たいけれど中は温かい」的な、読後の心の奥にじわりとした良さや温かさを残していく作品です。
自分がデザインを担当したからという贔屓目を抜きにしてもオススメの作品です。グラフィックノベルと呼んでも差し支えない静けさとストーリー運びが、オススメです!
とわなみさんのサイトの作品紹介ページ:
Reminiscent(2023年5月)
当日は高校の同級生、大学の同期・後輩や、遠方からお越しいただいた方や、思わぬ方ともお会いすることができました。私が席を外している間にいらっしゃったためお会いできなかった方もいたのが残念です。
当日確実にブースに座っているオンタイムの時間割をお品書きに併記したら親切かもしれません。と思いましたが動物園か水族館の餌やり・時間スケジュールみたいですね。ねずみちゃんふれあい体験。
イベント来場者が増えたとしても、自分の作品を買ってくださる方の数は、まだ個々人としてそれぞれのお顔を見ながらお話できる人数に留まっています。即売会では作品に興味を持ってくれた方の反応をその場でうかがえるのが、ありがたく楽しいことだと思っています。
ちょうど私が席を外していて直接伺うことは出来なかったのですが、『Solarfault, 空は晴れて』の装丁の青い小口染めに対して「海みたいだ」とコメントした方がいたそうです。
作者自身も思いもしなかった素敵な着眼点で、とても嬉しく思います。ありがとうございました。
次回も文学フリマ東京に出店予定です。
文学フリマ東京は例年5月・11月の開催ですが、参加者の増加・会場規模の拡大に伴って、次回からは入場料がかかるようになるそうです。
次次回の12月1日開催の文学フリマ東京からは会場が東京ビッグサイトに移ります。
次回が文学フリマ東京のたぶん最後の東京流通センター開催になるので、記念に遊びに来てくれたら嬉しいです。浜松町からの東京モノレールの景色が楽しいです。運河にカモやミズクラゲがいて、風景の見ごたえがあります。
イラスト
文学フリマ準備、その後の燃え尽きのため、作品数は少ないです。
海辺新聞 1面記事「ヘ音記号のここ:投げ祭」
ゲストキャラを3名もお借りして描きました。
節分の豆撒きの写真を参考にしながら描いたせいもあり、謎の祝祭感に満ちて、壇上の皆が楽しそうにしていて、けっこう名画なんじゃないかと思います。描いていて楽しかったです。描かれている事象は意味分からんけど……
でも描いていて楽しかったです。ありがとうございました。また東京にいらしてください?
出演者名(左から右)
井上和磨(バンド:SIGNALREDS)
作者:山川夜高
青野理史(バンド:Drive to Pluto)
作者:山川夜高
ロリータさん(バンド:little black dress)
作者:小町紗良さん
リンク集 https://lit.link/srxxxgrgr
Twitter https://twitter.com/srxxxgrgr
Misskey https://misskey.design/@srxxxgrgr
柏原翼さん(バンド:ニュートランクライン)
作者:些々細さん
Twitter https://twitter.com/_ntn_slp
Misskey https://misskey.design/@_ntn_slp
内樹柚良さん(バンド:Mole Against the Sun)
作者:とわなみさん
ブログ https://towanami.blog.fc2.com/
Twitter https://twitter.com/towanami
Misskey https://misskey.design/@towanami
登場作品:漫画『MATS』
嘉嶋元気(バンド:環-Tamaki-)
作者:山川夜高
ほか、4コマ漫画『クアト□の柱がジャマで4コマが読めない回』などは『海辺新聞』2023/11/11号をご覧ください。
海辺新聞(フリーペーパー)バックナンバー
合わせてのらくがき。(柚良さん、翼さん)
チーズケーキはりく□ーおじさんのアレみたいなやつのイメージでした。焼きごては今後拷問などに使えるのではないかと思います。
笑顔描き分け カシマ
嘉嶋元気(環-Tamaki-)
自分の絵は厚塗りが多く、油画の平筆のようなブラシで筆圧で濃淡を出しながら描くことが多いです。(Procreateの6B鉛筆も多用)
主線の意味合いがうすい厚塗り表現に頼らずに、ミリペンの描線のようなハッキリした線の練習をしたくて描きました。
1コマ1コマがドローイングとして気軽なサイズで描けるのが良かったです。
皆右下に目を向けるけど、私は左下(ライブの開演前、ソロで参加し、バー前に陣取ってひとり待つときの孤独)も好きです。
ぞうさんギター部 社長
木場太陽(ファイネッジレコーズ)
以前描いた「創作バンドぞうさんギター部」に追加参戦。
以前の作品:
Twitter
Misskey.design
見た目的にも意味的にもガチャガチャしているものが描きたかった。アンプ内蔵ギターから、荒々しい音のフォーク(のようなもの)が聞こえるはず。ピックより指弾き。
ギターについて:
描いたギターのZ○-3はF○rn○nd○s社(日本)の製品だけど、塗装の下に花柄やペイズリー柄の壁紙を貼ったボティ加工はF○nd○r社(アメリカ)が1968年にはじめたもの。(出典:『エレクトリック・ギター・メカニズム -New Edition-』武田豊 著, リットーミュージック, 2019)
現在のwebで調べた限り、フェ○ダーまたはT○KAI(日本)がブルーフラワー柄のフィニッシュのギターを作っているようだ(過去にはフェン○ージャパンも作っていたらしい)。
基本はテレで、フェ○ダー本家からはジャズマス、T○KAIからはストラトのコピーモデルが出ている。
つまりフェ○ナ○デス産のブルーフラワー塗装のギターはたぶん存在しない。メーカーが違うので、どこかの工房で魔改造しない限り手に入らないキメラボディである。
でもファイネッジレコーズにはそういう出所不明の謎楽器が大量にあるわけです。マジカルなフィクションなので。
柄on柄な絵面の胡散臭さ(見た目)だけでなく、図柄のもつ意味も胡散臭いという面白みを、せっかくなので知ってくれたら嬉しいです。
ついでに言うとこの絵はネックのジョイント形状が間違っています(セルフ楽器警察)
セレスタ:いいニーハイの日(1128)
セレスタ
小説『これは物語ではない』登場人物
珍しく時候の挨拶(?)に乗っかって描きました。ワンドロで描いた絵に加筆しています。
最近の女子高生はニーハイソックスを履いてないので、今ファッションで採用されているニーハイソックスは服装自体が表現する意味(少し前の言葉で言うとゆめかわぽさ、最近で言うと地雷系ぽさ)として着用されているよな〜と。 だから(水色のセーラー服はセレスタのテーマカラーだからいつもの配色として)ピンクのセーターは「学生服ぽさ」よりも「フィクションぽさの意味合い」で採用しています。
目をいい感じにウソっぽく=ドールアイのように描けたのが良かったです。
ワンドロ
「山川ワンドロ」で他の作者さんのキャラクターをお借りして描いています。
FA:ストリィさん
作者:ハトバさん
Misskey https://misskey.design/@nabelhouse
https://misskey.design/notes/9mimz8mlri
FA:高柳知佳さん
作者:透冊ヨルさん
Misskey https://misskey.design/@yolu
https://misskey.design/notes/9mishegnsw
ほかの進捗
小説
プロット練り直し中……
なんだろう、ドローイングを重ねたほうが良い気がしている(小説ですが……)
サイトリニューアル
このサイトの設計がいい加減古く、jQueryのメニュー開閉にバグがあったりするので直したいと数年前から思っていました。カンプを書きかけてはやめてを繰り返し、今回こそはカンプが書けたらいいなと思っています。
いまお見せできるのは、タイポグラフィの吟味部分です。
PC表示での文字サイズは基本16px・スマートフォン表示では14.2px(実際にレンダリングされるのは14px)、で将来的にユーザー側でフォントサイズの大小の変更が出来たらいいんじゃないかと。
フォントは基本的にはシステムのデフォルトフォントを利用し、欧文と見出し部分にだけ特別に書体を当てる感じにします。
(本業Web屋の独り言:自分はICS MEDIAを信用しています。→ 2022年に最適なfont-familyの書き方 )
いただきもの自慢のコーナー
深夜さん作・小説『首の夢』
深夜さん(Twitter @bean_radish)が11月中に連載している小説『首の夢』に山川モチーフの作品があるという噂を聞きました。
私は、作品がどんなに面白くても、連載している作品を追うことができない気質なので、当該作品の投稿当時には作品を見ておらず、全然まったく気づきませんでした。深夜さんのツイッター投稿は寝耳に水で、そこからタイトルで見当をつけて探し、2件目で発見しました。(山川なら鳥だろ! と『鶺鴒(セキレイ)』を開いたらたぶん違いました)
カメオ出演が厚くてめちゃくちゃビックリしています。「ナン」の意味の繋げ方が巧すぎました。FA返しをしたいところですが、取り掛かるなら他の投稿作も読んでからにします。
大変ありがたい気持ちでいっぱいです。未読の方はぜひ、タイトルから山川モチーフ作品を探してみてください。この度はありがとうございました!
→ 小説『首の夢』(作・深夜さん)
日記
11月30日誕生日ですイエーイ
いえーい
誰にとっても「今日は自分の日」と言える日があることはとても良いことだと思うので、自分で祝います✌
お祝いしたい方向け情報
行き場のない愛や親切心がありあまって仕方のない方へ、以下の方法で祝って頂けるととても喜びます。
(1) Amazonほしいものリストから本などを送ってくれたらとても嬉しいです。
リストには今自分の読みたい本と率直に欲しい物をまとめているので、リストを眺めるだけでもちょっと楽しくなるのではないかと思います。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2JE0Z7F7Z1XTZ?ref_=wl_share
(2) Gifteeからカフェギフトなどを送ってくれたらとても嬉しいです。
https://giftee.com/u/mtn_river
(3) Skebで絵などの作品の有償リクエストを募集しています。
Skebの利用規約上、価格設定は公開できなませんが、おおむね値段相応にこちらで調整しますので、ご無理のない価格を選んでいただければ大丈夫です。
(4) 作品を読んでくれたらめちゃくちゃ嬉しいです。もし一言でもご感想を頂けたら更に嬉しいです。
小説一覧 https://libsy.net/fiction
作品通販サイト
BOOTH
架空ストア(委託販売)
ご感想はいずれか宛にお送りください。
マシュマロ(匿名投書フォーム) https://marshmallow-qa.com/mtn_river
Twitter https://twitter.com/mtn_river
Fediverse(Misskey) https://misskey.design/@mtn_river
(5) お祝いの言葉をいただくのがなによりも嬉しいです。所詮他人に過ぎない私に対するお心遣いが本当に痛み入ります。皆様の誕生日にもそれぞれに幸福がありますように。
余談:誕生花や花言葉について
誕生花や花言葉は、人間が人間の都合で恣意的に決めているものであり、植物にとっては全然関係のないし何の信ぴょう性も無いものなので、普段の自分はまったく気にしていません。
ですが昔どこかで11月30日の誕生花が「枯葉」と書かれていたことを強く記憶しています。だって「枯葉」って、誕生「花」でもなければ種も決まっていない、しかも枯れている=死んでいるじゃないですか。
それからしばらくして、『Autumn Leaves』邦題は『枯葉』という曲の存在を知りました。
一番有名そうなこれを紹介。
だから恣意的な誕生花由来で、なんとなく『Autumn Leaves』への親密さを感じています。とても恣意的な理由です。
ジャズミュージシャンは没後も新譜がどんどん発表されて、なんだかなあという思いはあります。
これはタイトルを見たときに眠りの小五郎かと思った。誰かジャズ探偵の話を書いてください。
文学フリマの日記
当日、差し入れとして沢山のお菓子をいただきました。ありがとうございました。
なかでも初めて食べて美味しかったのが、こちらのおかきです。
岩塚の新潟ぬれおかき
https://www.iwatsuka-shop.jp/shopdetail/000000000025/nuresen/page1/recommend/
メーカーがレンジで温め直すことを推奨しており、温めるとおかきが餅に戻ったようなモチモチの食感になりました。甘じょっぱいみたらし団子みたいな味でおいしかったのですが、考えてみると中身は餅と醤油なので、常食したら炭水化物と食塩相当量がヤバいことになりそうです。
そのほかの日記
小規模なカフェバーでのジャズライブに行ったり、好きなギタリストのソロ公演に行ったりしました。
11月上旬の暖かい日に隅田川沿いを散策し、11/23には家族と横浜の海辺を歩きました。