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2023/2/19(日)開催のイベント COMITIA143 に出店します。

 

COMITIA143 開催情報

日時:2023年2月19日(日)11:00~16:00

会場:東京ビッグサイト東4・5・6ホール
最寄り駅:りんかい線「国際展示場駅」、ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅

入場料:
一般参加者には入場時にカタログ「ティアズマガジン」(当日会場価格1,500円/書店前売価格1,300円(税込))を提示する必要があります。
カタログ「ティアズマガジン」販売情報

新型コロナウィルス感染症予防対策:
来場前に必ずコミティア公式サイト内の「COMITIA143における新型コロナウイルス感染症予防対策について」をご一読ください。

 

「シーサイドブックス」出店情報

サークル名:シーサイドブックス

配置番号:東4ホール・か07b

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おしながき

2023/2/19 COMITIA143 か07b「シーサイドブックス」お品書き

2023.2.19開催 COMITIA143
文芸「か07b」シーサイドブックス(小説と旅行記)

■『Solarfault, 空は晴れて』
小説・準新作 ¥1700 新書判(110×182mm)・192ページ
青色の小口染め加工・扉絵6枚

“作家の「罪」の物語”
2012〜2016年発表のシリーズ『Solarfault』に書き下ろし小説『空は晴れて』を収録した総集編。信用できない語り手の「作家」と「記述(エクリ)」と呼ばれた恋人が繰り返す、虚実のあわいの恋愛小説。

■『Cipher』
小説 ¥1500 文庫判・184ページ

“読者を突き放す「読めない」本”
黒い紙に黒い文字で書かれた小説
困難な読書体験を通じて、本と読者の関係や物語を読み解く行為自体を問いかける特殊装丁小説。

■『連ねたり想う Vol.1 イギリス・アイルランド』
孤独と内省の海外旅行記 ¥2000
B6判・180ページ・フルカラー
貰ったくじが100万円当選して、2018年8月〜10月の69日間をバックパッカー独り旅した日記。

□『海辺新聞』
嘘新聞フリーペーパー ¥0


作品1:小説『Solarfault, 空は晴れて』

準新刊・作家の「罪」の物語

1700円(即売会価格)・新書判(110×182mm)・192ページ・青色の小口染め加工・扉絵6枚

帯文:“おれが作家(ハルキ)なら きみは記述(エクリ)だね”

2012〜2016年発表のシリーズ「Solarfault」に書き下ろし小説「空は晴れて」を収録した総集編。信用できない語り手の「作家」と「記述(エクリ)」と呼ばれた恋人が繰り返す、虚実のあわいの恋愛小説

 

特設サイト

収録作品『solarfault』『水底の街について』『fragments』の試し読み、目次や書影の公開、通販へのリンクはこちら

https://libsy.net/solarfault

 

あらすじ

新刊・『Solarfault, 空は晴れて』
2012〜2016年発表のシリーズ「Solarfault」に書き下ろし小説「空は晴れて」を収録した総集編。全6話収録・青い小口染加工の本。

収録作1
「solarfault」→Webで全文公開
【「ぼく」(顔の見えない青年)】は小説を書く大学生。何やら怪しげな【青い液体】を飲んでいる。彼は【エクリさん(吊り目のショートヘアの女性)】のことを小説に書こうとするが……?

収録作2
「水底(みなそこ)の街について」→Webで全文公開
大学の先輩の【森澤晴記(青年・「ぼく」と同じ外見で顔が見える)】の家に招かれた【月くん(金髪ポニーテールの人物)】はその帰り道、謎の世界「水底の街」に迷い込む。月は言葉を話す【光(そのへんの街灯そのもの)】に導かれつつ、水底の街からの脱出を目指す。

収録作3
「fragments」→Webで「1章」のみ公開
【彼女(吊り目のショートヘアの女性)】は遠くへ行ってしまった。【「ぼく」(顔の見えない青年)】と彼女はビデオ通話で会話を重ねる。「ぼく」がいる東京では、夜空に投影された謎の文章を解明しようと人々が血眼になっていた。文章の正体は実は……?

収録作4
「あとがき」→書籍掲載のみ
文芸部の後輩の【日本(ヒノモト)(茶髪の吊り目の人物)】は、ロックバンド「SIGNALREDS」【Vo./Gt. 小澤拓人(中折れ帽と無精髭の中年男性、顔は見えない)】に心酔している。週末に文芸部のBBQ会とシグナルのライブを控える日本は【月先輩】たちと共に、卒業した【先輩(森澤晴記)】の【置き土産(青い液体)】をさぐる羽目になる……。

収録作5,6
「fault」「空」→書き下ろし・書籍掲載のみ
秘密です!
【汗をかいて苦笑いする森澤晴記のイラスト】と【わずかに微笑む吊り目のショートヘアの女性のイラスト】

 

こんな人におすすめ

「ファンタジー」と呼ぶほどではないが、例えば村上春樹作品のような「現実の日本が舞台のはずなのに少し奇妙な世界・事象に巻き込まれる純文学」が好きな人

「きさらぎ駅」や「The Back Rooms」みたいな、liminalな「異界」に迷い込む話に興味がある人(ただしホラーやグロテスクな表現はない)

SCP財団で「情報災害」「反ミーム」「メタ」「語り」のタグがついた報告書が好きな人

夏のうだる暑さや青い海の話を読みたい人

つんとした目つきのクールで思わせぶりな女が好きな人

ファム・ファタールの「 解体 」が見たい人(括弧内はコピーペーストで読めます)

ロックバンド「SIGNALREDS」の小澤拓人(30代)のスカしたインタビュー記事の抜粋が読めるのは収録作『あとがき』だけ!


作品2:小説『Cipher』

黒い紙に黒い字で印刷された、読者を突き放す「読めない本」。

1500円(即売会価格)・小説・文庫判・184ページ

キャッチコピー:“まるで街自体が大きなお芝居みたいじゃないですか。”

物語を読むことは、時に悲しい事件の追体験であり、 読書によって登場人物のプライバシーは暴かれる。 この本は物語を読み解くという行為自体に疑問を投げかけ、 物語と登場人物、本と読者の関係、 文字が「見える」「読める」ということを改めて考えさせる。

 

特設サイト

本文の約半分(p.96まで)、書影、頂いた感想を公開しています。
通販へのリンクもこちら

https://libsy.net/cipher

 

あらすじ

テーマパークのように娯楽芸術が異常発達し、すべてが観光客のために誂えられた「街」。なかでも演劇は街の一大産業であり、巨大な「劇場」がその権威を掌握していた。

労働者向けの安酒場でピアノを弾くXのもとに、「劇場」の色物舞台俳優・0が来店する。交友をはじめる二人だが、0は日々に疲弊し、Xは離人感を抱えていた。

X:路地裏の安酒場のピアノマン。 優しく穏やかな性格だが、 多くのことに無関心で無感動。甘いものが好き。

0:新進気鋭の舞台俳優。 刃物を思わせる鋭い目をもち、 悪役・色物ばかり演じている。趣味は料理。

 

こんな人におすすめ

仮想の「西洋風の異界」を読みたい人

私が描いてるシックなスーツのイラストは見たことあるという人(「キャラクター」がどういう「人物」なのか知ってほしい)

重い小説にガツンと脳天を叩かれたい人
……たしかフランツ・カフカは、優れた作品は人の脳天を叩くハンマーだ的なことを言っていたのですが(記憶が曖昧) そんな感じ、だったらいいなと思ってます。

私は本作のことはブロマンスというよりもアーノルド・ローベル『ふたりはともだち』だと思ってますが、どうですか?


作品3:海外旅行記『連ねたり想う Vol.1 イギリス・アイルランド』

イギリス・アイルランド旅行記 『連ねたり想う Vol.1』

百万円当たってバックパッカースタイルで海外旅行したときのフルカラー写真と日記をまとめた本。本作ではイギリス・アイルランド滞在を掲載。続きはまだありません。

星座の線をつなぐように旅先の情景と知識や作品をつなげていく本。旅行中のフルカラー写真と、毎日の日記が書かれています。紀行文としてだけでなく、日記文学としてもどうぞ。

 

頂いたご感想まとめ

https://min.togetter.com/b8ZzMmr

 

通販へのリンク

BOOTH https://libsy.booth.pm/items/2518831

架空ストア https://store.retro-biz.com/i19792.html

 

こんな人におすすめ

イギリス・アイルランドのフルカラー写真を見たい方

全然キラキラしていない貧乏バックパッカーの内省日記を読みたい方

現代美術・音楽・文学に興味のある方

「ナショナリズムに利用される英雄」というモチーフに興味がある方

『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』のランサーが好きな人


フリーペーパー:海辺新聞 2022年11月20日号

「海辺新聞」架空新聞フリーペーパー 見出し:新刊発表2年ぶり/風呂場の壁に草「草生えた」/小説同人誌デザイン担当/「青汁」所持容疑 大学生逮捕/ほか

無意味にクオリティが高い新聞風フリーペーパーです。昨年11月の文学フリマ東京で配布したフリーペーパーと同一の内容を配布します。

小説作品『Solarfault, 空は晴れて』『Cipher』の世界観を補足する、新聞記事風のちょっとした情報が掲載されています。

 

バックナンバーは本サイト内でも配信しています。

内容

新刊発表2年ぶり 再録+書き下ろし小説『Solarfault, 空は晴れて

風呂場の壁に草 「草生えた」

小説同人誌 表紙デザインを担当→ ことばの学校 第1期生有志

「青汁」所持容疑 大学生逮捕 若者にまん延する危険な「青汁」

観光客失踪相次ぐ 地元「劇場」の協力えられず etc…

 


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今後のイベント参加について

次回5月開催の「文学フリマ東京36」に、シーサイドブックスは出店しません

また『Solarfault, 空は晴れて』は残部わずかで、次回増刷には時間がかかりそうです。

もし作品が気になりましたら、COMITIA会場でお求めください。

Author : 山川 夜高

山川 夜高

libsy 管理人。DTP・webデザインを中心とした文化的何でも屋。
このサイトでは自作品(小説・美術作品)の発表と成果物の紹介をしています。blogではDTP等のTIPSを中心に自由研究を掲載しています。
お問合わせは contact からお気軽に。

twitter @mtn_river
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