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ポテンシャルvs理論

前回に引き続き、言葉の屁理屈合戦こと語彙大富豪を遊びました。メンバーのうち1人が見学にまわり、今度は5人でのプレイです。

今回は語彙大富豪(シールドパック)だけでなくランダム単語ガチャも採用しました。もちろん自作の語彙も使用可です。

〜 デッキ構築中 〜
ランダム単語ガチャLv5(高度語)むずかしすぎない?
「知らない言葉がたくさん出てくる」

ランダム単語ガチャLv.5(高度語)一例

No.9338 サルの自撮り
No.9389 猫オルガン
No.9206 ノルハルマン
No.9244 イェニチェリ
No.9320 ヴォイテク

「猫オルガン」ググったらひどすぎてびっくりしました。→ 猫オルガン(Wikipedia)

 

ゲームスタート

前回は A→B→C→D→E→F 順でしたが、今回は反対周りにしました。(うち1人は見学)

最初の言葉は、

最初の言葉:聖書

「いきなりだな〜」
「前回もだけど、最初のカードが強すぎない?」

「このカードは最初に使いたくなかったけど……」

聖書に勝つ言葉とは……!?

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聖書 < 経年劣化 ◎

「しょうがないよ」
「いろんな教会や博物館で既に起きている」

経年劣化 < ポテンシャル ◎

「(説得タイム)若い者はポテンシャルを秘めている、ポテンシャルは経年劣化に打ち勝つ」
「(『元気があれば何でもできる』みたいだな)」

「じゃあ、ポテンシャルに打ち勝つのは……」

ポテンシャル vs 理論 ?

「ポテンシャルと理論?」
「待って待って、ポテンシャルと理論ってどっちが『強い』の?
概念の『強さ』って何?」
形而上の問題になってきた」

「(説得タイム)『ポテンシャル』は『潜在能力』『可能性』だからまだ現前していない。だが『理論』は現前しているので理論の方が強い

「(ググった)ポテンシャルは物理学の用語で位置エネルギーのような潜在的な力を指すそうです。物理学は理論なので、『ポテンシャル』⊂『理論』では?」

ポテンシャル < 理論 ◎

「では、ポテンシャルと理論は理論の方が強いということで」
「OK」
「判定にめちゃくちゃ時間かかったね」

「……でも、その理論を扱うのは人間ですよね? 人間である以上これには勝てないと思います」

理論 < 不注意 ◎

人間はケアレスミスから逃れられない
「このゲーム『不注意』も強いな!」

「……でも、大衆は不注意が原因だろうと責任の所在を求めるよ」

不注意 < 世論 ◎

たとえ不注意だとしても世論が許しません
「やだなあ」
「『世論』も強いカードだ」

「……でも、世論を押し切って、ロミオとジュリエットのように、想いを遂げた人たちがいたんです」

世論 < 婚約者 ◎

「おめでとう!!!」
「すごい!」
世論はこの手の美談を手のひら返して応援するから婚約者の勝ち」

婚約者 < 一家団欒 ◎

「ライフステージが進んでる」
「順調に幸せな家庭を築いている」

「しかしそこに現れたのは……」

一家団欒 < ライオンの群れ ◎

「嗚呼……」
こたつを囲んだ場所がサバンナのど真ん中だったんでしょうね

ライオンの群れ < この状態からも入れる保険 ◎

「えっ、この状態からも入れる保険があるんですか!?
「ライオンの群れに襲われてから入れる保険あるの?」
「サバンナだったらあるかもしれない」

「保険金は誰が受け取るの?」
「遺族かなあ」

この状態からも入れる保険 < 不具合 ◎

「でもその保険には不具合がありました
「だめか〜」

不具合 … パス

「誰か不具合に勝てる人いますか?」

不具合 … パス

「不具合も強いカードだなあ」

不具合 < リセット ◎

「もうリセットするしかない」
再起動したら直るのはPCあるある」

「そのリセットボタンを押したのは人ですよね?」

リセット < サメ ◎

「リセットボタンを押した人をサメが襲います」

「でもサメでしょ?」

サメ < 黒塗りの高級車 ◎

「陸上にいるサメですよね? 轢きます
「このサメは『ビーチ・シャーク』や『ゴーストシャーク』のようなサメ映画のサメではなく普通のサメなので轢き殺せます」

黒塗りの高級車 < 金 ◎

「黒塗りの高級車に追突してしまった示談の条件の示談金です

金 … パス

「金もシンプルに強いなあ」

金 < 時間経過 ◎

「その金の価値がなくなる時代になればいいんじゃないでしょうか」

「じゃあ、その文脈だと、時間経過でそういう時代になったってことで……」

時間経過 = 世界恐慌 【革命成立】

「はい」

(革命を起こしたのは私ですが、そのせいでこのあと苦しくなりました)

【革命】世界恐慌 … パス

「世界恐慌には勝てないなあ〜」

【革命】世界恐慌 > 逆転の発想 ◎

「逆転の発想で世界恐慌に打ち勝てそうだけど」
恐慌下では逆転の発想なんて無意味です! 世界恐慌ですから!(力説)」
「じゃあ通しです」

【革命】逆転の発想 > 有象無象 ◎

「逆転の発想を生み出すのは有象無象じゃない?」
「字面と響きを見てよ、有象無象だよ」
有象無象かあ」
有象無象だからなあ……」

「次は有象無象以下の存在を出せば良いのか」

【革命】有象無象 > 出来損ない ◎ (1抜け)

「出来損ない」
「シンプルにひどい」
「でも出来損ないが有象無象に打ち勝って逆転の発想を招く可能性もない?」
「よく考えてよ、出来損ないだよ、そういうふうに何かを成すレベルじゃない出来損ないだよ」

(余談)
8章ステージ74のボスみたいなグチャグチャのやつ」
「「あいつ強かっただろ!!!」」

【革命】出来損ない vs ノーベル平和賞 ?

「(屁理屈)出来損ないにはノーベル平和賞やったって無駄でしょ、豚に真珠」

【革命】出来損ない < ノーベル平和賞 ×

「『ノーベル平和賞』がシンプルに強い言葉だからダメです」
「くそ〜!」(ラスト1枚の札をむざむざ晒す山川)

「誰か『出来損ない』よりも弱いもの持ってますか?」

【革命】出来損ない > 3連休 ◎

「出来損ないには3連休を与えても無駄だよ」
出来損ないは3連休どころではなく365連休なので、出来損ないの勝ち

【革命】三連休 > 紙 ◎ (2抜け)

「紙がカレンダーだったら『紙⊃三連休』になるので紙の勝ちでは?」
「(言いくるめ)これはカレンダーじゃないただの紙です! 三連休に勉強したり小説書こうとしたら結局何もせずに白紙になった悲しい紙です!!
「『白紙』って明記されてないからなあ」
「でも通しでいいんじゃない?」

【革命】紙 … パス

「紙より弱いもの……う〜んパス」

【革命】紙 … パス

(私)「ノーベル平和賞が紙に負けると思う?」
「ノーベル平和賞はメダルだから紙より強いよ」
「ノーベル平和賞授与が賞状だったら革命起こせたけど」

【革命】紙 < 老い ×

「このゲームの最初の札が『聖書<経年劣化』なのでダメです」
「判例がでちゃってるからな〜」
「自分でも判例出てるから苦しいなって思ってたよ」

「誰か紙より弱いものを持ってますか?」

※全員がパスしたので場が流れました

次の人が手札から新しい言葉を出します。革命状態は継続しています。

【革命】最初の言葉:アシナガバチ

「アシナガバチ、微妙だな〜」
「刺されても死なないし痛いだけ」
「スズメバチじゃないのが謙虚」
「『どうぶつの森』のハチはアシナガバチらしいです」
「でもアシナガバチもアナフィラキシーショックで死亡例があるそうですよ」

【革命】アシナガバチ > ノーベル平和賞 ◎ (3抜け)

アシナガバチにノーベル平和賞を突きつけたところでアシナガバチは人を刺すよ、ノーベル平和賞関係ない」
「野生だからね」

【革命】 ノーベル平和賞 > 老い ◎ (4抜け)

「ノーベル平和賞を獲得したのは老人ばっかりだったってことで」

〜 完 〜


感想戦

「残った言葉は『標準語』でした」
「難しいなあ、どうやって使うんだろう」

「『世論』に対して『婚約者』を出せた時が気持ちよかったですね!」

「金融系のカードも強いね」
「単純な暴力と、形而上の概念と、金融系のカードが混ざっていると良いデッキかもしれない」

「やっぱり『めちゃくちゃ馬鹿』みたいに革命してもしなくても強いカードが強い」

「意外と『核』『ビッグバン』みたいな純粋なエネルギーが出なかったね」
あまり物理学を持ち出すと検証が面倒になるからね」

「言葉のX軸の片方に物理、もう片方に形而上概念があって、Y軸に強弱があるイメージ。『めちゃくちゃ馬鹿』や『不安定な足場』は物理側のそこそこ強いカード」

「純粋に暴力的なカードよりも、意味を骨折させられる搦め手が強いかも(例:『不安定な足場』)」

「道具いらずで遊べて楽しかったね!」


今回の私の手札は『この状態からでも入れる保険』 『サメ』 『ノーベル平和賞』 『世界恐慌』 『不注意』でした。
一緒に遊んだ方々の笑いが取れて嬉しかったです。

リプレイを書いている時に思ったのですが、手札シャッフルのルールも楽しいかもしれません。
ひとり5つの言葉を書いたあと、そのカードを集めてシャッフルし、皆が書いた言葉のなかからランダムで5枚を自分の手札とする改変ルールです。
相手の手札に使いづらい言葉や『めちゃくちゃ馬鹿』を混入させる戦略性が生まれますが、自分が書いた札が自分の手元に帰ってくる因果応報に見舞われそう。

私はこのゲームで『めちゃくちゃ馬鹿』が流行って『めちゃくちゃ馬鹿』がこのゲームの環境カードになり、『めちゃくちゃ馬鹿』同士の革命が頻発することを夢見ています。

次は『熱的死』なんかを手札に入れたいです。良かったら誘ってください。

 

Author : 山川 夜高

libsy 管理人。DTP・webデザインを中心とした文化的何でも屋。
このサイトでは自作品(小説・美術作品)の発表と成果物の紹介をしています。blogではDTP等のTIPSを中心に自由研究を掲載しています。
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