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5/6(水祝)エア文フリ東京お疲れさまでした。

このたびの感染症流行によるイベント中止は本当に残念でした。即売会は作品を売る場だけでなく、知人友人と定期的に顔を見せる会でもあり、通りすがった方と作品や文芸に関する会話を膨らませる貴重な空間です。また次回or別の場所でお会いできることを強く願っています。とりあえず11月の第三十一回文学フリマ東京はすでに申込みました。

作品通販ページ

こちらから作品の通販を受け付けています。 https://libsy.booth.pm/


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本日から通販受付を開始する作品について紹介します。

新刊(PDF):旅行記『連ねたり想う Vol.1 [Lite Edition]』

連ねたり想う Vol.1 [Lite Edition] 新刊・旅行記 貰ったくじが百万円当選したので、独りでヨーロッパを旅行した。[その1・ライト版] 通販(Booth) https://libsy.booth.pm/items/2051770

※pixivFANBOX支援者の方は無料でDLできます。 https://libsy.fanbox.cc/posts/1025024

2018年ヨーロッパ旅行記のイギリス編です。イギリス+アイルランドでVol.1とする予定でしたが、近代オリンピックの影響でコミックマーケットが8月→5月に変更により、普段使っている印刷所の5月分が満了して刷れなくなり、また普通に進捗が悪かったため、完成したイギリス編を収録したPDF版のみを制作しました。

今回の見どころはリヴァプールの海とエディンバラの丘、そして人間が緊張状態でどのように体調が悪くなるかです。

それで、何か巻末に情勢について書いたものを添えようかどうか考えたのですが、最近は思ったこと・考えたことをすべて明らかにする必要は無いなと思いました。

珍しくあっさり味な仕上がりの本書ですが、文字組みの美しさを楽しんでいただければと思います。

値段は、本来Vol.1正規版(イギリス+アイルランド)でPDF版500円を考えていたので、単純に半額としました。本作の売上はVol.1正規版と続刊の制作費に使用します。どうぞ宜しくお願い致します。


再販・『Cipher』第五版

『Cipher』第五版 黒い紙に黒い字で印刷された「読めない本」。困難な読書体験を通じて、本と読者の関係や、物語を「読む」行為の根源に立ち返る。 通販(Booth) https://libsy.booth.pm/items/254008

『Cipher』改定第五版です。印刷所が代わったついでに組版を改善し、かなり美しく読みやすいエディトリアルデザインになりました。以前の版をお持ちの方も、愛蔵版としてお勧めできます。

「読みやすい」は通常の装丁だったらという仮定です。でも、印刷所の変更に伴うプリンタの機種変更によって、第四版よりも反射しやすくくっきりした黒色のトナーになりました。この材料の都合については後述します。

本文の(漢字)游明朝体+(かな)游明朝体五号かな+(欧文)Garamond の組み合わせは今回『連ねたり想う』にも採用した書体です。游明朝体五号かなの柔らかいひらがなの曲線が、口語を重視する私の文体にけっこう良い感じに作用してくれていると思います。36ポかなとも迷ったんですけどね。


『Cipher』特設ページ更新

第五版の情報更新のために作品のページを更新しました。

https://libsy.net/cipher

1. 本文を試し読みできるページ数を増加しました

2020.05.06発行の『Cipher』改定第五版は、消費税増税と洋紙の価格上昇にともない頒布価格を改定しました。
納得して作品をお求めいただけるよう、冒頭から40,979字/79,200字のテキストを次のページに掲載します。

『Cipher』本文試し読み(40,979字)

2. 作者ライナーノーツを掲載しました

改定第五版の発行に際し、作者による解説を書き下ろしました。
一見しただけでは難解な印象を与える『Cipher』の制作時の真意を、今までで一番詳細に記しています。
初版〜第四版を読んで作品に疑問を抱かれた読者にも読んでほしいと思い、ここに全文を掲載します。

物語の着想について・テーマやコンセプトについて・材料について詳らかにしたのはこれが初めてです(たぶん)
以前作品を一読した方にも、読解の助けまたは楽しみになると嬉しいです。

ライナーノーツ「闇のなかの言葉」

3. 隠しページの入り口を分かりやすくしました

完全に隠れていた隠しページの入り口をバレバレにしました。

いくら前時代的と言われようと、当サイトは私の屋敷なので文句は言わせません。最近だと映画『ミッドサマー』の日本語版Webサイトも「見た人限定隠しページ」作ってました。セーフ。

詳細は秘密なのですが、2014年当時に書いたIにまつわるスピンオフ短編と、昨日書いたVのスピンオフ短編が置いてあります。気が向いたらお楽しみください。


お知らせ:Text-Revolutions Extra に参加します。

オンラインの同人誌即売会に参加します。2020/5/18から開かれるWebショップで、私の作品だけでなく様々な作家の作品を一緒に買うことができます。各作家の作品を個別に買うよりも、送料が一律になるためお得になります。

詳しくは Text-Revolutions 公式サイトをご覧ください。
https://text-revolutions.com/event/

シーサイドブックスは『Cipher』及び『VANITAS』を出品します。カタログページで見かけましたら宜しくお願い致します。


通販について

本日発表の新作のほか、既刊書籍の通販・PDFデータ版の販売も継続して行っています。今後ともシーサイドブックスを宜しくお願い致します。

通販 https://libsy.booth.pm/

『ミッドサマー』を観ました。本当に出来の良い作品だったし、鉄は熱いうちに打ちたいので感情が新鮮なうちに感想を記します。(と言いつつ感想を書くのに1週間かかりました)

私は映画評論家ではありません。この文章は私が友人に対して書いた「私の感想」に過ぎません。

映画『ミッドサマー』 監督・脚本:アリ・アスター, 2019
https://www.phantom-film.com/midsommar/

2020/02/29 てにをはや記号を修正しました。末尾に面白かった他の方の感想へのリンクを追加しました。

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イタチザメ

2019/12/28に「人喰いサメの稚魚を見に行く」という名前で葛西臨海水族園にサメを見に行く遠足を企画しました。そこで「遠足のしおり」としてサメについて知ってもらいたいことをまとめたものを、こちらに加筆修正して転載します。
水族館で観察できそうなポイントには 強調 を加えました。みんなでサメを学びましょう。
シャーク。

追記:12/28 水族館を実際に訪れた後のメモを枠内に書きました。

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