マシュマロで頂いた質問への回答です。長く……はないのですが、Twitterに連続投稿するよりはブログのほうが便利なのでこちらで回答します。

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プロットの作り方

どこかから主体（キャラクター）をなんとかして連れてきます。これは「一緒にゲームしてくれる友達を用意する」並に難しいですがなんとかしてきっかけを作ってどうにかします。

キャラクターは3体以上で置いておきます。2体では関係が閉塞的（ふたりの世界）になり、そのあと話が広がらずに筆が止まることがあります。3体以上の関係があればそこに社会が立ち上がるので、流動性が生じてなにかと扱いやすくなります。

あとは放っておきます。キャラクターの人となりが見えてきたらなんか勝手にキャラクター同士で動いてくれるので、てきとーに追いかけつつ、見てて面白いと思った動きをメモします。それがプロットにあたります。

 

 

お詫びとして

で、こんな種まきっぱなしの初期農業みたいな私の回答は質問者の聞きたいところではないと思うので、もっと参考になりそうな記事・書籍などを紹介します。

記事

私なんぞよりも読書猿（くるぶし）さんの記事のほうが有用であります。

• 書きなぐれ、そのあとレヴィ＝ストロースのように推敲しよう／書き物をしていて煮詰まっている人へ
• 小説の作業分割の詳細についてもご教示いただけないでしょうか

書籍

ロジカルに書きたい人へ：
『アウトラインから書く小説再入門　なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか？』 K.M.ワイランド＝著, シカ・マッケンジー＝訳, フィルムアート社, 2013
http://filmart.co.jp/books/playbook_tech/2013-7-9tue/

初期農法が嫌いになれない人へ：
『書きあぐねている人のための小説入門』, 保坂和志＝著, 中公文庫, 2008
https://www.chuko.co.jp/bunko/2008/11/204991.html

便利かもしれない道具の提案

カード型インターフェイスのタスク管理・メモアプリ

• Trello https://trello.com/ja
• Notion https://www.notion.so/ja-jp/product

カード1枚を1シーンとしてアイディアを書き溜められます。カードの順番入れ替えも直感的にできます。

小説（長文）を書く用に設計されたアウトラインプロセッサ

• Windows: StoryEditor https://nfox.biz/soft/StoryEditor/ (無償)
• Mac: Scrivener https://www.literatureandlatte.com/scrivener/overview (有償・試用期間あり)

書いていて楽しい、使い勝手の良い道具

お好みで。

私は、紙のノートは使い潰すものだと思っているので、数千円するような高級ノートは使ってません。それでも大学ノートよりは少し凝りたいのでロルバーンを使っています。紙の裏抜けが無く、表紙のバリエーションが多くて冊数を重ねても毎度違う表紙を使えるので好みです。

 

結論

プロットの書き方：幻覚をキメる。幻覚をメモしたものがプロット。

 

質問者の方はこの回答で大丈夫ですか？ もしよかったらこれに凝りずに（？）またマシュマロを使ってください。

マシュマロへの投稿ありがとうございました。