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12/22返信「尊敬する画家と小説家」

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山川さんの、尊敬する画家と小説家を一人ずつ、挙げてください。
2017/12/22

clap から頂いた質問のお返事です。ご質問ありがとうございます。回答の遅さには目を瞑ってください(迷っていたので)

 

作品の品質と作者の人徳はまったく関係のない事柄なので、影響を受けた作家=作品の思想と尊敬できる作家=人間性は一致しません。
経験則ですが、「良い作品を作った作家にはクズが多い」は真だと思います(でも「人間的にクズならば良い作品が作れる」は偽ですね)

パッと思い浮かんだ人物を挙げるのであまり真に受けないでください。

唯一挙げるとすれば、シュルレアリストの画家ルネ・マグリットです。彼は画家一本で生きたのではなく、人生のかなり長い間をサラリーマン(銀行員兼広告デザイナー)として生きていました。画家として生計を立てられるのはかなり後になってのことです。彼はアトリエを持たず、絵画制作時はスーツを着てダイニングで描いていました。油絵の具の汚れは本当に落ちにくいので、スーツを着て一家共用の食堂で絵を描くなど常識はずれです。

それから絵画の実物を見るとよく分かるのですが、マグリットの作品はたぶん「絵画である」ことにこだわりをもっていません。画面の筆運びに執念も技巧もほとんど感じられず、「あっさり」「さっぱり」しています。そういう「描きたいモチーフが描けれるのなら、画材や技法にはこだわらない」ドライさが面白いと思います。

じつは「絵を描く美術家」には二種類います。絵を描くこと自体を研究対象にしている作家と、絵を描くことは表現手段に過ぎない作家です。画家という言葉では、前者(絵を描くこと自体が絵を描く理由の作家)しか拾い上げられません。
私が参考にしている作家はほぼ後者(絵は手段に過ぎない作家)なので、「尊敬する画家」にあてはまる作家はほとんどいません。
好きな画家はいるのですが、その人柄を知らないので尊敬はできません。

 

小説家の方はたいへんお世話になった方がいるのですが、ここに書いても良いことも悪いこともないので書きません。サイト内のどっかに書いてあると思います。

 

頂く質問が妙に難しいものばかりで回答が遅いです。おまけに回答がしょっぱいです。すいません。こんなんでよければ2018年も引き続きよろしくお願いします。

質問等はこちらから (clap)

Author : 山川 夜高

libsy 管理人。DTP・webデザインを中心とした文化的何でも屋。
このサイトでは自作品(小説・美術作品)の発表と成果物の紹介をしています。blogではDTP等のTIPSを中心に自由研究を掲載しています。
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