作者によるブックデザイン解説
こんにちは。小説家兼ディレクター兼デザイナー兼イラストレーター兼Webデベロッパーの山川夜高です。座右の銘は“Do It Yourself”、ワンマン制作を続けています。わらじが何足あっても足の数が足りません。勘弁してください。
今回はデザイナーと小説家の脳みそが直接繋がっている稀有(ルビ:どっちつかず 又は きようびんぼう)な作家をやっている私が、新作本『Solarfault, 空は晴れて』制作にあたりどのようなデザイン意図を作品に込めたのか、セルフ解説をしていきます。
本稿は「デザイン解説記事」ですが、小説本『Solarfault, 空は晴れて』を読了した人が「このデザインはこのように小説本文と呼応していたのか」と読了後に知って腕組みしてもらうことを目標に書いています。完全に「読了後のお楽しみのファン向けコンテンツ」です。
そのため文中では技術的な解説(こうすると読みやすい組版になるよ云々)はありません。そういったことに興味がある方は私にデザイン制作の発注をかけてください(実演販売)
『Solarfault, 空は晴れて』
目次
「Solarfault」
- solarfault
- 水底の街について
- fragments
- あとがき
「空は晴れて」
- fault
- 空