ご感想
今までにTwitterで頂いたご意見・ご感想を掲載しています。
『Cipher』物理書籍を手にして幾らかの時が経っていますが、いまだに感想だとか感懐だとか、言い表せることばがなくて、ただ何度も読んでいます。わたしはファストに物事を消費するようにこの作品を読みたくないと思った。幾度も暗闇を重ねて目を凝らす。>RT
— らぼ (@04_110301) January 13, 2022
いえ、もう…すみません、最後の最後まで何度も拝読したのですけど、この感情に適当な言葉がまだ見つからなくて。仰る通り探っている最中です…自分にとってとてつもなく印象深い作品であることはお伝えしたいです。こちらこそ、執筆してくださってありがとうございます。
— らぼ (@04_110301) January 13, 2022
体験者的には平日昼間の電車、普通車の日当たりの良い席を陣取って読むのが一番読みやすかったです。室内で読もうと思ったら、明かりを強めに取らないと可読性を維持できない反面、心の目で読めているような気にはなってくるので大丈夫です!
— 深夜 (@bean_radish) April 19, 2020
自分は物語の中の最後の一文が好きで、そのためだけに最初から読み返そうとしてはたまに心くじけてスキップ読みしたりもしているのですが、開いたページの軽妙さをリズムを断片を受け取るだけでも多幸感を得られるので、気軽に読めない読書を楽しむ方法はいろいろです。
— 深夜 (@bean_radish) April 19, 2020
「Cipher」はこんな感じで書影を撮っても本文がネタバレしにくく、デフォルト顔でページに挟まるピアニストXの作中でのがらんどうな人間加減を堪能でき、多くの人間がこの写真が本文上下逆転して写されていることに気づかない。そんな1冊ですが感じ方には個人差があります。 pic.twitter.com/z04G0M6rdX
— 深夜 (@bean_radish) April 19, 2020
読もうとしなければ、暴こうとしなければ読めない、という仕掛けが、物語が進むごとに指先から毒のように染みてくるような感覚を覚えています。
— 深夜 (@bean_radish) April 19, 2020
これものを想定して読むと静かな文調で受信しやすさはあるかもしれません。が、にじみ出る水の空気がありますし、入門作としてもおすすめかもしれませんね
Cipher好きなので読んでほしい…黒いページから文字を浮き上がらせる体験そのものが未知で面白いし舞台や雰囲気格好良いので……
— ぱたゆら (@mizutamari0) March 27, 2020
結末の最後の一文の突き放し感と激情が好きでね…楽しかった舞台が終わっていくことは当然なのにつ…続きは…?と思ってしまったこの気持ちはどこへ持っていけばと当時思いました
— ぱたゆら (@mizutamari0) March 27, 2020
芸能人がSNSで自分のオフを発信して、ファンが日常(裏面)を覗けるようになったけど、夢と現実の区別と言うか、虚像と実像の境目と言うか、その線引きが曖昧になったなあと思う。そのふたつは演者が媒介しているから連動しているし共有している部分もあるし、完全に切り離すのは無理かもしれないけど
— ふみ (@f_s_i_b_w) June 11, 2019
黒い紙に黒いインクで刷ってみました、だけならばそれはただの技術的習作である。だがそれが、読者によって物語を暴かれることへの抵抗、という意味合いを与えられることにより、「必然性」を得て「表現」、となる。このような本が僕は好きだし、自分もそのような本を作りたい。
— みつまる (@Mitsu_Maru) May 6, 2018
電車用にcipherだけ忍ばせておいたらあまりに読めないし、ケータイは電池切れでめっちゃ暇になってしまい、その程度の用意しかしなかったこともひとつの鑑賞なのではと噛み締めてた(電車の床とか見てた)
— 各務都心@マダミス販売中 (@toshinthepump) December 24, 2016
cipher、俺の眼力じゃとうていよめなくて、積読にすることで俺はこのアートと向き合うことにしました
— 各務都心@マダミス販売中 (@toshinthepump) December 24, 2016
ついに、とうとう、山川夜高さん(@mtn_river )『Cipher』を読了。読んでしまった…黒い紙に黒いインクの本、なんだってこんな読めないような本をと正直少し思っていたのですが(ごめんなさい)終わりにようやく理解した。この形の本でなくてはあの言葉は成り立たない。
— 風野 湊 (@feelingskyblue) January 16, 2016
読了したとはいえ、見えない文字に四苦八苦しながら途切れ途切れに読んだおかげで前半をかなり忘却してるのでもう一回読む。(※後半辺りから文字に集中するコツを掴んでスルスル読めるようになった。最後まで苦闘しながら読みたかったような気もする…)
— 風野 湊 (@feelingskyblue) January 16, 2016